声優の仕事内容を現役講師が紹介！どんな種類があるか詳しく解説しています

はじめまして。畑 耕平(はたけ こうへい)と申します。

今回からPOLARIS FACTORYさんで『声優になるには』という内容でお話をしていきます。

私は個人事業主としてナレーターの仕事をしており、声優講座の講師の仕事をしています。

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他にもTV番組やTVCM、結婚式の動画のナレーションに短編アニメーションなどをしております。

こうして色んなところに声を提供しているわけですが、このページではそんな声優の仕事についてお話します。

声優ってどんな仕事？

声優というのは『声で演じる俳優』です。

声優の主な仕事内容

声優の仕事には

• アニメのアフレコ
• 海外作品の吹替
• ゲームのCV

といったものがあります。

最近では

• 音楽ライブ
• トーク番組出演

といった、メディアへ露出する仕事も多くなっています。

声優とナレーターは違うの？

声優とナレーターの違いは、演技ではなく、原稿を読み上げるところです。

ナレーターの主な仕事内容

ナレーターの仕事には

• TVのナレーション
• CMのナレーション
• ネット番組のナレーション

といったものがあります。

声優とナレーターはどっちがいいの？

声優とナレーターでどちらが上というものはありません。

声優がナレーターをすることもあれば、ナレーターが声優をすることもあります。

声優を目指す方は演技とナレーションの両方が出来ることが望ましいです！

できることが多いほど仕事の幅も増えますからね。

声優の仕事がないって本当？

声優は、現在1,000名以上のプロが存在しています。

そして、“声優業だけで生活ができているプロ” となるとカナリ絞られてきます。
おそらく半分以下ではないでしょうか。

アルバイトをしながら声優をしている人もいる

たとえばですが、事務所に所属してプロになった新人がオーディションでアニメのレギュラーを1つ勝ち取ったとします。

給料のおよその内訳ですが

で、月収6万円になります。

アニメ声優は基本的に東京近辺に住む必要があることを考えれば、6万円では家賃すら払えないかもしれません。

（アニメの収録スタジオは東京が多いため）

なので、こうした人はアルバイトをしながら声優を続けています。

声優だけで生活できている人は少ない

大手声優事務所に現在も所属している友人と話した時に、

という話を聞きました。

事務所に所属する人のほとんどが数千人から勝ち抜く実力があるプロでも、このような現実があるんです。

声優の仕事にはやりがいがある

そんな厳しい世界なのに、どうして声優をするのかと疑問に思うかもしれません。

理由は人それぞれだと思いますが、私が声の仕事をする理由をお話しましょう。

いろんな人生を体験できる

1度きりの人生で体験できるのは “自分の人生” だけです。

しかし、役を演じている間は全く別の人生を経験しているわけです。

声優の世界に入らなければ
私は警察官になることはなかったし、
宇宙船を操縦することもなかったし、
ドラゴンになって火を吹くこともなかったし、
織田信長にもアメリカ大統領にもなることは当然できませんでした。

声の世界は、一般的な俳優よりもこなす役の数が多いんです。

これまでに私が演じた役は数百を超えていますから、数百人の人生を経験してきたことになります。

1度の人生で数百、数千の人生を経験できる仕事が声優の他にあるとは思えません。

声の仕事は楽しい

一般的な人の仕事の感覚というのは「行きたくない・休みたい・つまらない」というのが多いのではないでしょうか？

ところが、声の仕事は「仕事が来るとめちゃくちゃ嬉しい！」んです。
忙しければ忙しいほど楽しいんです。

嬉しい・楽しいと思いながら仕事をできることは、なかなか少ないと思います。

まとめ

声優の仕事に加えて、仕事の厳しさと楽しさをお話しました。

プロになることがゴールではありません。
なってからが大変なんです。

代わりはいくらでもいる以上、仕事をつかみ続けるということは至難の業なんです。

しかし、声優だからこその楽しさややりがいがありますし、これを読んでくれている人にも味わってほしいです。

今後は

• 声優になる方法
• 声優になるために必要なこと
• 専門学校や養成所の選び方
• オーディションでどうすればいいのか

という具体的な内容をお伝えします。

声優に少しでも興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

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