こんにちは。
前回は声優の仕事について説明しましたが、今回からは具体的に声優のなり方についてお話していきます。
声優になる方法はいろいろありますが、一般的な流れは
- 声優専門学校へ入学する
- 声優養成所へ入所する
- 声優事務所へ所属
という形になります。
それでは、具体的に説明していきます。
はじめに
声優になる流れとして
- 声優専門学校へ入学する
- 声優養成所へ入所する
- 声優事務所へ所属
とお伝えしましたが、流れのとおりに行かないと声優になれないわけではありません。
いきなり声優事務所のオーディションを受ける人もいれば、社会人で仕事をしながら夜間の声優専門学校に行く方もいます。
これを読んでいる方の立場は様々だと思いますので、ご自分の状況に合わせて読んでいただければと思います。
①声優専門学校に入学する
養成所に入所する前に通うことができる場所として専門学校があります。
有名どころでは
などがありますね。
専門学校で基本的なマナーや基礎能力を身につけてから養成所を目指すという人が多いです。
学費について知ろう
専門学校から通って声優になる場合、とにかくお金がかかります。
料金はピンキリですが、年間100万を超える場合がほとんど。
普通の大学でも同じかもしれませんが、卒業までにいくらお金がかかるのか知っておくといいでしょう。
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家族へ相談して理解してもらおう
高校を卒業してすぐに専門学校に行く人が多いと思いますが、高校生活中に専門学校の費用を貯めるのは難しいと思います。
ということは、足りない分を家族に支援してもらう必要があります。
ただ「お金を出してくれ」と言うのではなく、どうして自分は声優になりたいのか伝えましょう。
家族に相談することが、声優になるための1番最初のハードルかもしれません。
予算や条件をしっかり確認しよう
自分の家から通うのか、または、一人暮らしを始めるのか。
奨学金の制度があるのか、声優養成所への優遇があるのかなど、入学する前に確認すべきこともたくさんあります。
専門学校のことを知るために説明会に参加したり、資料請求をしましょう。
専門学校の選び方については次回詳しく説明します。
②声優養成所に入所する
専門学校の次に行くところとして、声優養成所があります。
有名どころでは
などがあります。
なかには『養成所』という名前を
ただし、大手事務所の養成所は入所オーディションがありますし、入所できたからデビューできるわけではありませんので肝に銘じておきましょう。
入所オーディションに受かるためにはどうするのか
声優養成所のオーディションは難易度も合否判定も様々です。
日本ナレーション演技研究所では、
レベルが高ければ『本科』
レベルが低ければ『基礎科』
というようにオーディション受講者を割り振ります。
しかし、オーディション受講者を落とす事務所もあります。
事務所ごとの対策も必要になりますが、最低限の日本語理解力やコミュニケーション能力は必須です。
専門学校などでしっかりと身に付けておきましょう。
③声優事務所に所属する
最後に、声優事務所へ所属することになります。
こちらも有名どころは
などがあり、実際にアニメに出演している声優さんたちがたくさん所属しています。
声優事務所に所属する理由は、アニメの制作チームが事務所を通じてキャストを募集するからです。
なので、事務所に所属していることが声優になる前提となるわけです。
どうすれば声優事務所に所属できるのか
ほとんどの場合、事務所運営の養成所内オーディションに受かることが必要となっています。
養成所関係なく、一般から募集する所属オーディションもあります。
ですが、入賞しても結局はいったん預かり入所になり、事務所内でレッスンをして実力をつけてから所属となることがほとんどです。
※この場合、レッスン費が無料になることもあります
いくら素質があっても、素人を現場に出せるほど甘い世界ではありません。
どれだけゲームセンターのレースゲームが上手くても、教習所に行ってない人が車を運転してはいけないのと同じようなものです。
声優事務所に所属後もアニメのオーディションを受けていき、合格となって初めて声優としてデビューできるわけです。
まとめ
声優になるまでの流れを説明しました。
私の個人的な意見ではありますが、着実にレベルを積み上げることは大事ですが、それ以上に “若いという武器” を大事にしたほうがいいと思います。
すでに何十年も現場にいる怪物たちに勝てるのは若さだけです。
もし、声優になることを悩んで行動できていない人は、それだけ武器を失っています。
専門学校の体験授業へ行ってみたり、資料請求をしてみるなど、まずは行動してみましょう。
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