【写真・音声付き】声優は発声&かつ舌が重要!姿勢や練習方法を紹介

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こんにちは。声優講師をしている畑 耕平(はたけ こうへい)です。

今までは声優の仕事声優になるまでの流れといった概要部分を説明してきました。

今回は少し具体的に、声優になるための発声・かつ舌のレッスン方法について紹介します。

はじめに

声優にとって発声・かつ舌はとても重要です。
養成所のレッスンでもこの2つは重点的にさせられます。

そんな発声・かつ舌だからこそ、練習方法がたくさんあるんです。

このページでは発声・かつ舌について、声優講師として私なりの練習方法と自論を説明します。

もしかしたら、私の練習方法が合わない人もいるかもしれません

ですが、「自分はダメなんだ」とか「才能がない」と諦めないでください!

いろんな練習方法を学んで、その中で自分と合うものを選んでオリジナルの練習メニューを作ればいいんです。

今回紹介する練習方法も参考にしつつ、他にもいろんな方法を探してみてください。

発声について

声優は声の仕事です。
声が出ないようでは話になりません。

発声練習をして

  • 大きく通る
  • 喉に負担を与えない

声を手に入れましょう

たとえるなら、声優の『声』は料理人の『包丁』です。

いい包丁(声)と最高の材料(台本)を用意し、プロの技で作り出す料理(作品)が人々を魅了します。

いい包丁にするためにはしっかり研ぐ必要があるわけで、声優の鍛え方が発声練習というわけです。

発声の練習方法

step
1
足を少し開いて立つ

ポイント

下半身を安定させ、グラグラしないようにしましょう。

step
2
背筋を伸ばす

ポイント

猫背にならないようにしましょう。

上半身は脱力して、力まないようにしましょう。

step
3
ハミングする

口を閉じたまま「ん~~~~」と発声します。

ポイント

鼻を響かせるように行いましょう。

step
4
途中から口を開けて声を出す

今度は口を開けて「ま~~~~」と発声します。

ポイント

しっかりと口を開けましょう。

遠くへ声を届けるイメージで発声しましょう。

step
5
息が続かなくなったらやめ、響かせる場所を変えて声を出す

鼻に響かせたら、次はおでこ→頭→喉→胸と、響かせる場所を変えながら練習します。

ポイント

響かせる場所を意識して練習しましょう。

発声練習は喉に負担を与えないように注意する

とにかく喉に負担を与えないことが大事なので、発生練習中に咳込んだりするようでしたら力が入ってしまっていると思われます。

また、ネットを見ると腹筋に力を入れながら大きな声で発声を続ける方法も紹介されていますが、下手をすると喉を傷めかねないので、素人が一人でやるのはおすすめしません

発声にはコツがあるのでプロに教えてもらうのが一番

マンツーマンで教えている生徒がたくさんいますが、最初のレッスンで私が発声をやってみせると「すごい声!」と驚くことが多いです。

しかし、こんなのは才能ではなくコツなんです。

しっかりレクチャーしながら練習している生徒は、発声もしっかりできるようになります

早い人で1ヵ月、平均して2~3か月で最初のコツをつかみ、半年~1年で凄いレベルが上がります。

半年やって全く成長しなかった人は今のところいませんので、成長が感じられない人はぜひプロの指導を受けてみてください。

発声だけなら、声優専門学校に行かなくてもカルチャースクールで十分学ぶことができます。

かつ舌について

よく、早口言葉で練習する話を耳にしますが、私はあまり早口言葉での練習はしません。

私は、かつ舌で重要なのは "口をしっかり開けること" だと思っています。

さっそくかつ舌の練習方法を紹介しますが、ぜひ上で紹介した発声も意識してやってみてください。

かつ舌の練習方法

step
1
『あめんぼのうた』を声に出して読む

+ 『あめんぼのうた』を見る

ポイント

早く読む必要はありません。

口をしっかり開けて、丁寧に読んでいきましょう。

お手本音源

ボイス:南 加奈(@gyouza7000

step
2
『あめんぼのうた』を母音に置き換えて読む

次は『あめんぼのうた』を母音に置き換えて読んでいきます。

母音というのは50音のうち「あいうえお」を指します

+ 『あめんぼのうた(母音ver)』を見る

ポイント

限界まで口を開けて読みましょう。

お手本音源

ボイス:南 加奈(@gyouza7000

step
3
再度、『あめんぼのうた』を読む

母音で読んだあと、普通に『あめんぼのうた』を読んでみてください。

口が滑らかに動くようになっていませんか?

口をしっかり開けることが かつ舌の向上に繋がることをわかっていただけたと思います。

かつ舌の練習はプロになってからも役に立つ

上では『あめんぼのうた』を紹介しましたが、私は『ういろう売り』を母音に置き換えて練習しています。

養成所のレッスンでも最初はこういうことをよくやりますし、プロになってからもおろそかにはできません

また、私が収録をする時は

  1. 起きてすぐに朝ごはんを多めに食べる
  2. 熱めのお風呂に浸かりながら念入りに歯を磨く
  3. 湯船にしっかり浸かりながらかつ舌の練習をする
  4. 上がったら収録する

という流れで動いています。

これをやると口がよく回り、リップノイズが減ります。

そして何よりやる気が出るんです!
私流の願掛(がんか)けでもあるんですね。

スポーツや勉強も同じだと思いますが、「これをやるとスイッチが入る」というものを持っておくのは大事です。

まとめ

発声とかつ舌は声優にとって非常に大切です。
基本的なことこそ、しっかり極めましょう

また、今回紹介した練習方法はほんの一部です。
私が普段レクチャーする方法も、まだ他にたくさんあります。

ぜひ、自分に合った練習方法を探してください

そして、悩んだ時は本を読んだり、声優学校の無料体験に行くなど、スキルを求めて行動しましょう

  • この記事を書いた人
畑耕平

畑 耕平

10代から、役者、ナレーター、脚本、演出などの演劇活動を等を行う。 現在は、ナレーター・役者・演出・脚本を担当し、PCゲーム・アプリ、ボイスドラマ脚本・演出・出演、ラジオ、CMナレーション等数百本に携わる。

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