Windows最強の音楽制作ソフトとして、『CUBASE』と人気を二分する『Cakewalk SONAR』が名称を変更して無料配布されています!
これからミックスや音楽制作を始めたいという人にとっては最高の選択肢が追加されたわけです。
このページでは、そんな嬉しいソフトである『Cakewalk by Bandlab』について説明しています。
そもそもSONARってなに?
SONARとは、Cakewalkというアメリカの企業が開発したWindows向けの音楽制作ソフトです。
通称DAW(デジタルオーディオワークステーション)と呼ばれるものですが、SONARの他にはCUBASEやProToolsが有名ですね。
録音したり、作曲をしたり、曲を編集したり、音楽には欠かせないソフトです。
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どうしてCakewalk by Bandlabの無償配布が始まったの?
SONARは2014年からGibson社の傘下として、TASCAMのブランドで製品を販売していました。
しかし、同社の業績悪化に伴い2017年、Cakewalk製品の開発・生産を中止すると発表。SONARはその歴史の幕を閉じるかと思われていました…
2018年、そんなSONARに転機が訪れます。BandLab Technologiesというシンガポールの企業が、Cakewalk製品すべての知的財産権を取得したのです。
これにより、SONARを始めとするCakewalkの技術は受け継がれ、無料版SONAR『Cakewalk by Bandlab』が誕生することになりました。
Cakewalk by Bandlabのここがすごい!
とにかく驚くべきことは、数年前まで有料DAWの最上位版だったソフトとほぼ変わらない機能が無料で使えちゃう!という点です。
多くのDAWには無償版が存在します。CUBASEだったら『Le』、Studio Oneだったら『Prime』などです。
ですが、無償版には必ず制限があるんです。
例えば、CUBASE Leであれば、使用できるトラックやプラグインの数に制限があったり、Studio One Primeでは、他社のプラグインが読めないなどの制限です。無料版の上位に有料版があるわけですから制限があるのは当然です。
しかし、Cakewalk by Bandlabは無料なのに制限が全くありません。
無料で使えるDAWの中では、現時点で最強と言えるのではないでしょうか。
『Cakewalk by Bandlab』と『SONAR』を比較してみた
さっそく無料版を使ってみました。
上が無料版、下が有料版です。画面にほとんど違いがないことがわかると思います。
ソフト導入には、Bandlabのアカウントが必要になります。アカウントは簡単に作成できます。
注意点として、無料版には今までのSONAR最上位版に付属してきた他社のプラグインは含まれていないようです。
ですが、REAPERというのDAWのVSTプラグインが無償配布されているので、これをCakewalk by Bandlabに読み込んで使うことで、「これからミックスを始めたい」という方には十分なプラグインが無料で揃います。
また、現時点では日本語に対応しておりませんので、そちらについても注意してください。
SONARを持っている私が、無料版のCakewalk by Bandlabを使った感想
SONARの開発・生産がストップするということで
「これからアップデートもなくなるのか…」
と沈んでいたのですが、名前を変えて新しいソフトに生まれ変わることで、この点の心配も無くなりました。
有料版と使い勝手はほとんど変わらなそうなので、少しずつこちらに移行することになりそうです。
上にも書きましたが、「これから歌ってみた・MIX・音楽制作を始めたい!」という方にはとても良いソフトだと思うので、気になった方はとりあえずダウンロードして使ってみるのがおすすめします。
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